ドマドマの奇妙なイタリア旅 -旅の計画を立てる Parte②-
Buonasera❗️🌃 ドマニカです🐷
色んな事をしてる間に前回の投稿から一年が経ち…(三日坊主なだけ)
コロナウィルスの影響により海外旅行はおろか、外出する事すら自粛しなければならない状況に…
世界的に多くのものが失われて、大好きなイタリアもたくさんの方が亡くなり、大打撃を受けています🌍😢
まだまだ以前のような旅行ができるまでには時間がかかりそうですが、この危機を乗り切ってイタリアに行きたい方が少しでも増えるように…
去年の10月に予定通り3週間イタリアへ行っておりましたので、その際の情報もプラスしながらまた記事を更新します!
些細で個人的な感想満載ですが…
さっそく今日は前回の続き、「旅の計画を立てる」パート②!(今更)
「公共の交通機関を利用する」
私がこれまでに利用したシャトルバス、地下鉄、列車のチケットの買い方と乗り方をご紹介したいと思います🚌🚉
まずは
⚫︎空港からシャトルバスに乗る
ローマ/フィウミチーノ空港
遠路はるばる日本から長いフライトを終えて到着!🛬🇮🇹
預けた荷物もロストバゲージせずに出てきた!🧳😆
でも、ローマの中心地までどうやって行くの!?
そんな時は空港から出ているシャトルバスがおすすめ。
大体、どのバス会社も30分毎にバスが来て、混雑具合にもよりますが、ローマ中心地まで1時間前後で到着します。
写真の左側⭕️のところにシャトルバスの停留所とチケット窓口があり、チケット窓口は各バス会社ごとに並んでいて、微妙に値段も違います。
大体のバス会社はローマ中心地と空港を結ぶシャトルバスの便を運行していて、分かりやすく張り紙を貼っている窓口が多いです。
でも、例外もあるので、心配な時は、
「Avete un biglietto per li centro di Roma?」
(アヴェーテ ウン ビリエット ペル イル チェント ディ ローマ ?/ 直訳:あなた方はローマ行きのチケットを持っていますか)
と確認してみてください。
また、チケットを購入する場合、
「アンダータ?リトルノ?」
(Andata?Ritoruno?/片道?往復?)
と、おそらく聞かれるのでどちらか選んで購入!
もちろん英語でも通じますが、お国柄的に窓口の営業終了時間ピッタリに帰る為に窓口の方が帰宅の準備をしている…😓(私の時はそんな感じでした)
そんな事もあり得るので、もし到着時間が遅くてギリギリ!なんて時は片言でもイタリア語を使ってみると快く対応してくれるかも😅
また、ネットでもチケットの事前購入が出来ますが、購入が複雑な印象だったので難しそうな方は現地で購入がおすすめです。
ちなみに私が選んだのは往復9ユーロのチケットで、片道なら7ユーロと往復を買った方が格段にお得なチケットでした。
窓口の営業時間は各バス会社のWEBサイトで調べてみてください。
チケットを買ったら、同じ名前のバスへ行って運転手さんもしくはアシスタントさんにチケットを見せて、スーツケースを預けてバスに乗車。
往復のチケットの場合は片道の半券だけ回収されると思うので、残りは無くさないようにしまっておきましょう。
そして、長いフライトでお疲れかと思いますが、皆さまくれぐれも隣の座席に荷物を置いてうたた寝…なんてされませんように🙅🏻♀️⚠️
日本人がやりがちな行動ですが、車内も誰が乗っているか分かりません。
これは旅行中も常に気をつけていただきたいことですが、どうしても眠たい!寝ちゃうかも!って方は、最低でもパスポートと水などを買えるだけの現金、クレジットカードなどは衣服の下に着けられるウエストポーチやポシェットに入れて、手荷物を盗られてもどうにか出来る備えをしてください。
テルミニ駅に着いたらスーツケースを受け取って、短いバスの旅は終了!🚌
ちなみに空港に戻る際は降車した同じバス停からバスが出ることが多いので、迷ったら降車場所へ行ってみてください。
⚫︎列車に乗る
都市から都市への移動で欠かせないのが列車です🚞
イタリアで列車または電車でよく聞くのがこの4つ。
①TRENITALIA(トレニタリア)
②ITALO(イタロ)
③Tram(トラム)
④Metropolitana(メトロポリターナ)
【TRENITALIA】
https://jp.trenitalia.it-inter.com
トレニタリアはイタリアの国鉄で、イタリア中にたくさんの路線があり、ローマのフィウミチーノ空港からもLeonardo Express(レオナルドエクスプレス/片道14ユーロくらい)と言うテルミニ駅直行便も出ています。
座席の種類も様々で各駅停車の格安鈍行列車もあれば、新幹線並みに早くて少し高めのものもあります。
公式のWEBサイトで出発地と目的地と日時を入力して検索すると、便と料金、列車の種類、所要時間、座席のグレードが出てきます。
所要時間が長かったり、座席のグレードが低いチケットは当然安いのですが、たまに設定時刻を少し前後させるだけで、同じ条件でもチケットの価格が安いものや、所要時間が短いものも出てくるので、何パターンか検索するのがおすすめです🔎
また、座席のグレードが低い列車は座る座席から荷物の置き場が遠い場合もあるので、盗難などを気にされる方は、座席周りに荷物を置けるスペースがあるグレードの高い座席の方がいいかもしれません。
選択ボタンを押すと上の様なウィンドゥが表示されるので、簡単な情報を入力してカート🛒に進んでください。
カートには4件までチケットを入れることができ、これに加えて1件でも4件でも一律で1回950円ほどの手数料がかかります⚠️
なので、複数の便を利用する方はなるべく予約をまとめてチケットを購入してください。
最後に氏名や国籍などの必要事項を入力すると予約が完了し、しばらくすると入力したメールアドレスへ請求書とチケットのデータが添付されて届きます。
後はそれをプリントアウトしてイタリアへ持って行くだけ!😃🎫
もちろん、チケットデータが添付されたメールを現地で見せてもOK!🙆
グレードにもよりますが、乗車券はBinario(ホーム)への入り口や電車の中で提示を求められますので準備しておきましょう。
それから、トレニタリアの列車に乗る際の注意点を3つ…
⚠️①列車の到着ホームがコロコロ変わる❗
日本でもあることですが、私の時は乗車直前まで何度もホームが変わりました。
コンコースの掲示板で乗る列車を確認して入場するも、ホームの掲示板には違う列車の表示…
また掲示板を確認して、正しいホームに行って待っていても10分前でも列車来ず…
流れたアナウンスに気がつき再度確認すると遠いホームに変わっている😫💦
重い荷物を抱えているとなかなか大変ですし、アナウンスが聞き取れるかなどが不安な方は、案内係のスタッフさんの近くでギリギリまで待ってホームを確認して乗るのがオススメです。
⚠️②車両ナンバーに惑わされるな❗
イタリアの電車はチケットに書いてある車両(◯号車)のナンバーと実際のナンバーが違うことがしばしば…
私も初めての乗車で、1両目、2両目と車体のナンバーを見てホームを歩いていると車両のドアの窓ガラスに貼られた紙に気づきました。
案内係のスタッフさんに確認すると、その紙に書かれているのがチケットの番号だそうで、危うく違う車両に乗ってしまうところでした😅
乗る列車によっては車両間を移動できない場合もあるので、発車まで時間がない時は特に入り口の紙には注意です📜
⚠️③券売機の操作を教えてくれる人は危険❗️
ネットでの予約が上手くできなかったり、急遽チケットを買わなくてはいけなくなったり…
でも、イタリア語も英語もあんまりよく分からない💦日本語案内にしたのに文字化けしてる💦
色んな理由で駅の慣れない券売機を困った様子で使っていると、高確率で使い方を教えてくれようとする人が現れます。
「助かる!やった!😆✨」とついつい素直に聞いてしまいそうですが…要注意‼️
実は、こういった人はチケットが無事発券できた途端に操作案内代としてお金を要求してくる場合があります!
もちろん本当に親切な人や、駅の案内係のスタッフさんの場合もありますが、スタッフさんについてはトレニタリアやイタロなどちゃんと鉄道会社のネームの入ったジャケットやベストを着ていますので、それ以外の一般の人が横から勝手に教えてきたら「No grazie.(結構です)」と断るのが良いかも。
さて、ここまで来たら後は自分の席を見つけて座るだけ!
基本的に2等級以上のグレードならトイレはもちろん、座席に充電できるコンセント🔌があります🥤
ただ、トイレについては、私の場合は所要時間が全て3時間以下だったため、駅で済ませて利用していないので状態は不明です😓
ちなみにローマ駅(駅中央、2階右側)とナポリ中央駅(ホーム左手前)のトイレは1ユーロで利用できるゲート式なので、荷物などが心配で駅で行っておきたいという方は1ユーロコインを準備しているとスムーズです。
あ❗️
便座はありません(定番のイタリアあるある)のでこちらもご注意ください⚠️
【ITALO】
イタロはイタリアの鉄道会社の1つで所要時間も短めで目的地へ行くことができます。
予約の流れはトレニタリアと似ていますが、予約にはFacebook連携かメールアドレスの登録が必要な様です。
詳しく説明したいところですが、イタロについてはこれまでも10月の渡航でも利用せず、情報が不足しているので今回は割愛します🙇🏻♀️💦
【Tram】
https://www.rome.net/tram (ローマ)
トラムはイタリアの路面電車でローマやフィレンツェなど主要都市の街中を走っています。
チケットは街のあちこちにあるTabacchi(タバッキ)というコンビニのような雑貨店、新聞が所狭しと置かれている新聞スタンド、駅の窓口、トラムの駅のホームある券売機で買うことができます。
いきなり余談ですが、私は昨年フィレンツェを旅行した時にトラムを利用したのですが、チケット購入の際に少しびっくりなエピソードが…
💭
オプショナルツアーを終えてクタクタだった私は、徒歩だと20分くらいかかる帰り道にトラムを利用することにしました。
近くにタバッキもあったのですが、どうせならチケットはイタリア語を読んで券売機で買おうと手ぶらで駅へ。
そして、ホームの券売機に5ユーロ札を入れて、画面操作もなんとかでき、最終ボタン…
チケットが出てこない🎟😨
最終画面の完了ボタンを何度押しても発券できません。
幸運にも入れたお札は出てきたのですが、何回操作をやり直してもチケットは出てこない。
私の操作が悪いのかと、後ろにいたおばあさんに順番を譲って、そのおばあさんがお札やコインを入れてもシーン…😰
もしかしたらセントのつり銭切れ?
と思い、2ユーロコインとお札しかを持っていなかったかった私はそのおばあさんに、
「5セントコインがないので私の分もまとめて買ってくださいませんか?」
と2ユーロコインを渡してお願いしました。
しかし、快諾したおばあさんが再度挑むも券売機は入れたお金をひたすら突き返し…
さらに後ろにいた旅行者カップルが挑むも結果は同じ😵💦
そうこうしているうちにトラムが駅に入ってきました。
おばあさんと2人でどうしようと困っていると、トラムから降りてきたご婦人2人が私たちに近づいてきて…
「まだ時間残ってるから使って❗️👍✨」
ビックリしつつ「やった!」と思ったけど、すぐにダメだと思い直して隣にいたお兄さんにチケットを渡し、おばあさんがトラムに乗るのを見届け…
って、さっきのカップル無賃乗車‼️😱
よく見ると券売機にチャレンジしてダメだった他の人もぞろぞろ乗車し、行ってしまいました…
まぁ、確かにこんな改札もない、駅員もいない状況ならそうなる…😓
私は歩いて帰りました…。
余談が長くなりましたが、ここまできたら皆さんもお分かりの事かと思いますが…
券売機は当てになりません😟(個人的感想)
タバッキで買うのが確実だと思います。
ちなみにトラムの場合チケットを買っても車内の打刻機で乗車時間を打刻しないと、私服の係委員さんが抜き打ちのチケットチェックをしていることがあるので、⚠️印字がないと罰金を請求されますのでご注意ください。
上の写真はフィレンツェのチケットで、90分乗り放題 1.5ユーロです。
その他に4回分や10回分の回数券や1日乗り放題のチケットもあるので、用途に合わせて買うことができます。
【Metropolitana】
メトロポリターナは赤い「M」の看板が目印のイタリアの地下鉄です。
こちらも全土にたくさん路線があり、渋滞に引っかかることなく観光するのにとても便利!
チケットは駅の券売機や売店、街中のタバッキ、新聞スタンドで買うことができます。
ローマだと100分券 1.5ユーロ、1日券 7ユーロ。
ナポリは1回券 1.1ユーロ、90分券 1.6ユーロ、1日券3.5ユーロ。
こちらもこの他に2回券や3日券など様々な種類があり、大抵がバスやトラムも共通のチケットで共通で乗ることができます。
ナポリではFunicolare(フニコラーレ/ケーブルカー)もこのチケットで乗ることができ、私も滞在中何度も利用しました。
改札にチケットを通せば打刻され、降りる時は打刻なしで改札を出るだけ!🚶🏻♀️
チケットは改札で自動回収されないので、券はそのまま持って出て必要なければ破棄してオッケー😉
車内の中心に手すり(日本にも欲しい)があること以外は内装も大体日本と同じです。
ローマだと5分〜10分に1本、ナポリだと5分〜15分に1本くらいで乗れる印象で、通勤や通学時間でもさほど混み合っていませんでした😃
はい!
皆さん、いかがだったでしょうか?
ざっくり電車の乗り方を紹介しましたが、なんだか乗れそうな気持ちになってきませんか!?😁(誘導)
改札や券売機の故障に遭遇したり、一瞬で巧みに持ち物を盗むスリやぼったくりも非常に多いイタリアなので常に警戒は必要ですが、昔に比べると英語対応は当たり前になり、ネットで事前に予約できるものかなり多いので是非試してみてください😃🎶
というこで…本当はオプショナルツアーまで紹介したかったのですが、長くなりそうなのでまた次回!
Ci vediamo〜😆🙌🌈